2024/04/01

読書カフェ

 私が構想している Cafe & Library には、カフェという側面と私設図書館という側面があります。カフェとして経営的に成功することだけを目指しているわけではなく、私設図書館という存在にユートピアを求めているわけでもないのですが、それだけに、開業に向けた(「開館」といった方が良いのか?)構想を練り上げているいまは、ゴールが見えない暗闇の中で手探りをしているような苦しい状態です。カフェを作ると割り切ってしまえば、そのロールモデルはあります。こんなふうに本を並べているカフェを、一般に「ブックカフェ」というのだそうですが、その中には書店のように本を売っているカフェもあります。参考にしているカフェは、いずれも本の販売はしていなくて、「読書カフェ」を自称されています。そういう先輩カフェを見ていれば「こうなったら成功」というゴールも見えやすくなります。けれど、それではここまでこのブログで縷々(というかウダウダと)述べてきた構想とは異なるものになってしまいます。

 少し大袈裟な言い方をすれば、現代社会の問題を解決できるような、ここにしかない価値を作り出したいのです。いまの世の中を根本的に変えるような、何か革命のようなことを考えるのではないのですが、自分の周りのほんの小さな世界に、いまの世の中では解決できない問題を解決できるような空間を作り、いまの世の中に苦しんでいる人を解放できるような時間を提供したい、とそんなことをなんとなく考えて、思考の中を行きつ戻りつしているような状態になってしまいました。

 そんなときに、先日の記事(2024/2/27付「お気に入りのカフェ」)で紹介したカフェのマスターさんからメールをいただきました。このブログでお店の紹介させていただいたのですが、あるいはマスターがそういったことをあまり望まれていないのであれば、謝罪して記事を削除しなければ、と思って、先日、お店で名刺をお渡ししていたのです。マスターさんは、これまでに私が書いた記事を全部読んでいただいたうえで、この構想をたいへん好意的に受け止めていただいたようでした。構想が少し行き詰っていただけに、このメールがとても励みになりました。まるでラブレターをもらったように何度も読み返してお返事を書きました。いつか自分も、このマスターさんのように、自分の店に来た人の背中をそっと押してあげられるような存在になりたいと思いました。それが、自分の周りの小さな世界でいまの世の中の問題を解決する、ということなのかもしれません。

 ここまでは、時系列に沿って「妄想から構想へ」「構想の練り直し」とブログを更新してきたのですが、ここからはしばらく、ブックカフェとしてどうしたいのか、私設図書館としてどうしたいのか、並行してブログを更新していこうと思います。更新した順に読んでいくと、急に話が跳んでしまうことがあるのですが、いちおう、それぞれの記事に「ラベル」をつけて、第03章はブックカフェ、第04章は私設図書館のことを書いていきます。図書館って、雑誌とか新聞とかの記事だとか、収集した本に、こんなふうにラベル(「サブジェクトヘッダー」などというのですが)を付けるのが大事な仕事だったりするのです。図書館の職員だった者としては、こんなことがチョイチョイとできないとダメなんですが、果たして…。



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