カフェを開業しようと決めたのはよいのですが、そのために何から始めていいのかはよく分かりませんでした。これは、いまでもよく分かっていないのですが。そうしたときに、カフェを開業するための学校があるということを知りました。学校説明会も随時開催しているとのことなので、とにかく話を聞いてみようと、資料を請求して説明会に行ってきました。
どんなことを教えていただけるのか聞いてみると、コーヒー豆の種類、焙煎や抽出の方法、メニューの作り方、器具や食器、什器、内装工事のこと、開業資金や運営資金の調達方法、営業許可の取り方、効果的な広報の仕方、アルバイトの雇い方、帳簿のつけ方、税金や保険のことなどなど、実に多岐にわたる内容。いやしかし、どれもなるほどと首肯するものばかり。カフェを開業するとなると、これだけのことを考えておかないといけないということなのです。それまでの自分の甘い考えを反省するばかり。しかしまあ、こういうところに入学して、ひとつづつ教えてもらえば、開業までは漕ぎづけるような感じはしてきました。
説明を聴きながら私が感じたのは、学校というよりも「コンサルティング」だなぁということです。たとえば、規模の小さなカフェで、しかも回転率がそれほど高くできない場合は、自家焙煎を「売り」にして、焙煎した豆を販売することで収益を上げるとか、そのときの生豆の入手はこうやって、焙煎の器具はこれぐらいの値段で、包装はこんなふうに手配して、といった具合に、説明会だけでも次々にいろいろな情報が入ってきます。話を聞いていて
なんだかいけそうな気がする
という気持ちになってきました。予定の時間を越えていろいろ丁寧に説明を聞かせてもらえましたし、私が「こんなことをやりたい」という話も熱心に聞いてもらえました。おカネの方は少なからず必要ですが、入学して勉強する価値はあると思いました。
ただ、なんとなく「これでいいのか?」という疑問もない訳ではありませんでした。ちょっと簡単すぎないか…。どう言えばいいのか、そのときは分かりませんでしたし、いまも分からないのですが、何か、後戻りできない地点に自分が立たされている不安とでもいうのか、進む方向が本当にあっているかと行く末を探るような感覚というか。だから、最後に卒業生が経営されているカフェをいくつか紹介していただいたのです。そこに自分の目指しているものがあるのかどうかを確かめよう、と思ったのです。
ちょうどお昼を少し過ぎた時間。その日の午後はカフェ巡りをすることにしました。
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