2024/02/17

自宅を図書館にするには

 私設図書館を作っておられる方は大勢おられるようです。「私設図書館」「自分図書館」「マイクロライブラリー」などというキーワードで検索すると、たくさんの事例が出てきます。これらの事例を見ている限り、私設図書館を作ること自体は難しいことではなさそうです。自宅に本を並べて、そこを「図書館です」と言ってしまえばそれで完成。どこかに届け出る必要も何もありません。蔵書検索ができるような仕組みを提供してくれるサービスもあるようです。「リブライズ」というサイトを見ると、自分の近くにこんなにたくさんの私設図書館があるんだということがわかって驚きました。

 図書館に限らず、本来はプライベートな空間である自宅をパブリックに開放することを「住み開き」というのだそうです。こちらもネットからいくつかの事例を知ることが出来ます。

 ただ、いざ自分がこれをやっていくにはいろいろ問題があります。

 最大の問題は妻の理解が得られないこと。しかし、これは反対することの方が理に適っていて、私がやろうとしていることに少し無理があるのですから、仕方がありません。自宅というのは、本来はプライベートな空間なのです。そこに不特定の方を招き入れることに抵抗を感じるのは当然です。それに、いくら図書館を自称していても、他人の家に上がり込むことに抵抗を感じる来訪者もいるはずです。手土産はいるのか、などといったことに気を遣う方もおられるでしょうし、館長が変な人だったらどうしよう、なんてことも心配になります。使っていない納屋なんかがあれば、妻の反対を押し切ってでも始められるのですが、そんな都合のいい場所もありません。

 そこで考えました。

 それじゃ、まず何かパブリックな場所を作って、そこに図書館を作ろう。これが「Cafe & Library」構想の始まりです。




青木海青子, 青木真兵. 2019. 『彼岸の図書館. ぼくたちの「移住」のかたち. 夕書房.

奈良県東吉野村で私設図書館を営んでおられるご夫婦の本。ここを訪れたことが、このブログを始めるきっかけになりました。新聞の書評で見つけて、この本を読み、いつか行ってみたいと思っていたのですが、この場所に辿り着くまでには、私の中にまだ紆余曲折があります。もしお付き合いいただけるのでしたら、もう少し私の独り言にお付き合いください。


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