Cafe & Library 構想も、最初は月10万円の家賃を払ってテナントを借りるようなことを考えていました。しかし、少し考えただけで、それは自分が本当にやりたいことから外れていると思い、固定費が出来るだけかからないようにとか、初期投資の回収を考えないとか、商品経済の枠組みから離れる方向に考えが向かって、何なら Cafe & Library は週3日の営業で、残りの日はアルバイトをして生活費を稼ぐとか、午前中は別の仕事をして、昼から開館するとか、60歳からの自分の生活全体の中で Cafe & Library をどう位置づけるのか、というようなことを考えるようになりました。通信教育のテキストでは、オーナーがカフェ専業で経営を成り立たせるということが前提になっていますが、この辺りの事情は、私の場合、かなり特殊です。
ところで、自分では図書館だと言っていても、表向きは飲食店の体ですので、いろいろな許認可や届け出が必要です。テキストの中で言及されているのは、保健所、消防署、人を雇うなら労基署、職安(雇わないので要りませんが)。夜にアルコールを提供するなら公安委員会(これも私には関係ありませんが)。そのほかに、税務署への開業届だとか、青色申告承認申請書だとかいうものが書かれていました。テキストには書かれていませんが、消費税の適格請求書発行事業者の登録申請手続なんていうのも、場合によっては必要です(私の場合は任意ですが)。
初期投資を回収するつもりはないのですが、税法上は、初期投資の大部分が減価償却の対象となって、毎年の収益を圧迫します。つまり、そこそこの売上があったとしても、減価償却費で毎年の事業所得を赤字にしてくれます。それは、年金所得やアルバイトの給与所得から差っ引くことができて、所得税や県民税、市民税の額を小さくしてくれるだけでなく、健康保険料や介護保険料の負担額も減らしてくれます。もともと赤字なのですから、別にそれで何か得をしているわけではないのですが、収入は限られているのですから、払わなくていいものまで払う必要はありません。
そして、どうもその恩恵に預かるには「青色申告」というのが必要で、そのためには複式簿記で帳簿を付ける必要があるようです。おっと、サラリーマンをやっているうちは青色申告なんて縁はなかったけれど、複式簿記なら少しは分かります。テレビでも、いろんな経理ソフトのCMを見ますが、1日の売上が5千円で年間150日しか営業しないような店なら EXCEL とかでは出来ないのかしら? 『EXCEL で出来る! 青色申告徹底ガイド』みたいな本が市井にあるのかしら? 税金を払うためにすることとはいえ、いままでやったことがないことをするのは、なんとなくワクワクもします。60歳になっても65歳になっても、サラリーマンしかやっていなければ知ることのない世界ですが、世の中の仕組みとしてはものすごく基本的でポピュラーな世界。そう思えば、ちょっと楽しんで出来そうに思います。
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