2025/01/29

不動産屋さん

 商工会議所に相談して以来、いろんなことがいっきに具体化してきました。相談に応じてくださった方は、歯に衣着せぬ物言いで、忖度なしに、こちらの脇の甘いところを容赦なく攻めてこられるのですが、そのおかげで気付かされることも多かったですし、なによりも本気でいろいろアドバイスをいただいたおかげで前に進むことができたように思います。

 不動産屋さんのことについても、大手のところでは相手にしてもらえないかカモにされるだけ、などと手厳しかったのですが、「こうして探すんですよ」と私に合うような不動産屋さんをいっしょに探してくださって、自宅近くで個人で営業されている方とご縁を繋いでくださいました。

 さっそくその不動産屋さんとコンタクトを取って、自宅近くのファミリー・レストランでお話を聞いていただくことになりました。小さな不動産屋さんですので、常に仲介物件をいくつもお持ちで、私から「こんな物件を」といえば「じゃあ、これはどうですか」と候補を出してくださるわけではありません。物件を見つけるのに時間がかかるかもしれませんが、開業までまだだいぶ時間もありますので、それは大丈夫です。それに、若手のチャキチャキした不動産屋さんから、次はこれ、その次はこれ、といろんな物件を見せられて、すっかり相手のペースで探さなければいけないより、これぐらいのペースがありがたい。いいご縁をいただいたものです。

 まずは私から、どんな物件を探しているのかを説明しないといけません。読書カフェを作りたくて古民家を探している。ちょっと尖ったコンセプトなので、通りすがりの一見客ではなくて、わざわざ1時間ばかり電車に乗ってくるような人をターゲットにしたい。おひとり様だけをターゲットにして、ゆっくり滞在してもらうことを旨にしようと思うので、駐車場をつくると効率がわるい。中途半端な駐車場では、近所に路上駐車されたりしてご迷惑を掛けることにもなりかねないので、最初から駐車場はなしで考えている。だから駅の近くでないとダメなのだけれど、商店街の中よりも住宅地の中の「隠れ家」的なところを探したい。

 初めて会う人なので、このブログにつらつらと書いていることをイチから説明するわけにもいかず、だいぶ端折ってそんな説明をしたと思います。カフェとしてはそんな収益性があるコンセプトではないので、固定費を少しでも抑えて、売上のことをあまり気にせずに、最初に考えた尖ったコンセプトを曲げずにやっていきたいということを思っていたのですが、その話をする前に、安い物件の探し方のポイントみたいなことを、いろいろとご教示いただきました。袋小路が狙い目だとか、再建築不可物件は安いけれど転売が難しいとか、自動車を入れることができない物件の場合はリノベーションにおカネがかかるとか、ひとつひとつ貴重な知見なのですが、それ以上に、誠意を感じる話され方でした。この人なら、もう少し立ち入って話を聞いていただけるだろうと思い、本当にやりたいのは私設図書館で、こんなことを感じている人に来てほしくて、お店の中はお喋りお断りで、とにかくひとりになって自分を取りもどす場所にしたいのだ、というようなことも、うん、うんと聞いてくださいました。

 ほかの不動産屋さんが仲介している物件でも取り扱いができますから、声を掛けてください、とのこと。これは心強い。それならば、と帰ってからいくつかの大手の不動産屋さんのサイトで物件を探し、手元のEXCELシートに入力して一覧表を作っていくことにしました。何か急に歯車が回り始めたように思ったものです。


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